準備物
- 最低必要な物(ハゼの仲間などはこれだけでも飼える。
海水 水そう ふた ろ過器 ろ過材 (エアーポンプ・エアーストーン) 海水比重計 (ヒーター)
- 上手に飼いたい人のために。あれば便利という物など。
テスター類{PHテスター 亜硝酸テスター 硝酸テスター アンモニアテスター 銅テスター}
水質調整剤 照明器具
- もっときちんと飼いたい。さらに予算的に余裕がある方に。
クーラー 紫外線殺菌灯(UV灯) プロテンスキマー オゾナイザー
海水
天然海水・・・・海の近くの人はこれがいいですね。
きれいで、流れのある(外海に面した)場所がいいです。ただし、微生物、その他が入って
いますので、処理して使う必要があります。
予備にたくさん汲んできた時は、暗くて涼しい所で保管しましょう。使うときは、プランクトン
の死骸などがありますから、ろ過して使いましょう。
(もちろんそのまま使えないことはありません。私は、そのまま使っています。)
人工海水・・・・ペットショプ等で海水のもとを買ってつくります。水道水に中和剤を入れてからつくって下さ
い。汲み置きしておいてつくってもいいです。(晴れた日だと数時間でカルキが抜けます)
海水の濃度は海水比重計ではかります。バクテリアや細菌などいないので安心して使えます。
水そう
大きければ大きいほどいいです。入れる魚の大きさや数を考えて選びましょう。60cm水そうがあればかなりのものがかえます。
ヤドカリやカニ、あるいは小魚を数匹ならホームセンター等で売っているプラスチックケースでも構いません。
但し、鉄わく(今は見かけませんが)の水そうはさびるのでよくありません。
ふた
海水が飛び散るのを防ぎます。
また、中の生物が飛び出したり、逃げたりするのも防ぎます。(気づいたら、タコやヒラメが床にいたことがあります)
ろ過器
底面ろ過器
水そうの底にしいて使います。海草を入れる場合はあった方がよい。値段が安いが、水そう内のレイアウトにより掃除がめんどうです。(水中ポンプ付きがおすすめです)
上面ろ過器
掃除が楽です。ポンプは、海水用の物を使いましょう。
水中ポンプ付きろ過器
小型の物は、カニなど少ない水で飼うとき便利です。今はいろいろな種類がありますね。
エアーポンプの先に付けるろ過器
いわゆる投げ込み式フィルターです。本格的に飼うには不向き。値段が安いので、小さい水そうで1〜2匹飼うとき、丈夫なヤドカリ等の水そう、病気の魚の隔離水そう、予備の水そう等に使っています。
ろ過材
サンゴ砂を使うのがいいです。底面ろ過の場合は、パイプの近くは厚く、遠くは薄くしきましょう。
いかに、ろ過バクテリアがろ過材の中にいるかが、水をきれいにするポイントです。
エアーポンプ・エアーストーン
水そう内の状態により、酸素を多く送り込む必要があるときろ過器と併用しています。
また、ブラインシュリンプ(稚魚のえさにする)のふ化にも必要です。
海水比重計
海水濃度を調節するのに使います。わたしは、ボーメ計を使っていますが、水深が浅いのならカップ式のものがいいです。
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ヒーター
冬、寒くなるなら絶対必要です。温度設定ができるものは、水温計はなくても(ある方がいいのだが)使えます。
テスター類
海水は弱アルカリ性ですので、水そうの中も同じようにしなければなりません。そのためにPHテスターを使います。
PHは8.0前後なら大丈夫です。(私は使ったことがないですが、そんなに神経質にならなくてもいいと思います。)
特に、潮だまりの生物はきちんと水替えをすれば必要ないでしょう。
排泄物、死骸、えさの食べ残しなどから、アンモニアなどの有害物質が発生します。そのため、上記のテスターで水質を調べます。
目で見えないうちに水質が悪くなりますので、気をつけましょう。
(硝酸はほとんど無害なのでテスターは必要ないでしょう。)
病気の治療で硫酸銅を使うときには必要です。
水質調整剤
いろいろなものがありますが、何でもかんでも入れてみるのはやめた方がいいです。(混ぜたりとか絶対しない)
個人的には、どれも大差ないと思いますので好みで使えばいいでしょう。
照明器具
観賞用に飼うなら必要でしょう。但し、熱を出して水が蒸発しますので、その対策も必要です。
クーラー
値段もかなり高い物ですし、ほとんど必要ないですが、水温が三十数度になるなら考えた方がいいでしょう。
水そうにコイルを投げ入れて使うものと、水そうの外で本体に水を通して使う物があります。
どちらにしても、磯辺の生物を飼うなら25〜28度ぐらいにすればいいですから、高性能でなくてもいいです。
紫外線殺菌灯(UV灯)
紫外線の力で海水を殺菌しようというものです。
病気を治すのではなく、あくまでも予防する物です。
プロテンスキマー
小さなごみや汚物を水そうの外に取り出そす物です。
また単独で使うよりは、上のUV灯や下のオゾナイザーと併用して殺菌後のバクテリアなどの死骸を取り除くと効果的です。
オゾナイザー
オゾンで海水を殺菌します。